システム開発 x Typetalk API
APIで自社に必要な機能をカスタマイズして業務効率化

  1. 導入事例
  2. アットウェア

業種

システム・ソフトウェア開発

利用部門

全社利用

利用規模

132アカウント

アットウェアは、オープンソースをはじめとするJavaのサーバサイド技術を中核とした、システム構築を軸に事業を展開しています。 アジャイルプロセスを様々な開発プロジェクトに積極的に採用し、お客様とシステムやサービスを育てています。

概要

アットウェアでは、ヌーラボのサービスを全社展開しています。コミュニケーションはTypetalk、タスク・プロジェクト管理にBacklog、仕様書や提案資料の作成にCacooを利用しています。APIを使うことで目的に合わせて機能をカスタマイズして、業務の効率化やオフィス環境の改善を実現しています。

抱えていた問題

ビジネスコミュニケーション、タスク・プロジェクト管理、仕様書や提案資料の作成を、互換性のないアプリケーションで進めると、時間的なコストがかかったり、情報の伝達漏れなどが起きたりしてしまいます。

アットウェアでは、各作業に合わせてツールを導入していたため、互換性のないツールが乱立していました。時間的なコストを削減して円滑な情報共有を実行するためにも、アプリケーション同士に互換性を持たせることが喫緊の課題でした。コミュニケーションからプロジェクト管理まで様々なビジネス業務に対応するヌーラボサービスはまさに適切なソリューションでした。

ヌーラボサービスはお互いに弱い部分を補っていたり、併用することでより機能が使いやすくなったりするので、 開発に関するさまざまな作業を効率的に進められています。

浅野 祐希

株式会社アットウェア リードソフトウェアエンジニア

Typetalkをはじめとしたヌーラボサービスによる解決策

同社では2013年に TypetalkBacklogCacoo を試験的に導入し、 2014年に本格的に全ヌーラボサービスを全社に展開しました。

TypetalkとBacklogの連携機能はコミュニケーションとプロジェクト管理をシームレスにします。 アットウェア社はTypetalkのメッセージにBacklogの課題URLを貼り付けて、Typetalk上からプロジェクトや課題の進捗を確認することでツールの互換性の問題を解決しました。

Cacooはプロジェクトに関連する資料の作成と共有に費やしていた時間を大幅に削減しました。 Cacooの図のURLをBacklogの課題やWikiに貼り付けると図が展開されるため、開発プロジェクトなどでの仕様書やシステム構成イメージの迅速な共有に役立っています。 このように、アットウェア社ではヌーラボサービスを活用して、社内・社外のプロジェクトを効率的に進めています。

Typetalk APIの活用

さらにアットウェア社ではヌーラボサービスのAPIを活用して業務の効率化や遊び心溢れる取り組みをしています。その一例としてTypetalk APIを用いたオフィスの温度を調整するボットを日常的に利用しています。

このボットが生まれた背景には、同社のエアコンの運転や温度を自分たちで調整できないという課題がありました。

エアコンの運転は午後7時には自動的に止まる仕組みになっており、この時間以降の使用は、建物の管理会社のウェブサイトから申請する必要があります。 申請のためのアカウントは1つしか所有できないため、誰もがエアコンを調整することはできませんでした。

そこで開発者がTypetalkボットで誰でも気軽にエアコンの温度調整を申請できる仕組みを作りました。 「温度を上げる・下げる」のような言葉を含むメッセージを投稿したり、特定のキーワードが書かれた画像を貼り付けたりすることで利用できます。 さらにTypetalkのハート型のいいね」ボタンを押すことでエアコンの延長時間も調整できるようになりました。

Typetalkで気軽に話し、チームの一体感を生み出しましょう